こんにちは。
クリニックスタッフKです。
4年前、腰痛が悪化し体を曲げることもできなくなり、左足がしびれるようになってしまいました。
整形外科に受診すると、第4腰椎すべり症と脊椎間狭窄症と診断されました。
当時、当直をしていたのですが、コルセットを巻いていても午前4時頃になると腰痛がひどくなり、左下肢がしびれ、仕事に支障がでるほどでした。
そんな時、友人から加圧トレーニングの話を聞きました。
「運動」と名のつくものは高校卒業以来やった事が無く、元来運動が好きではない私は興味を持ちませんでした。
痛み止めに頼りきっていた私は胃に不快を感じ、何度目かの受診の時医師に相談してみました。
仕事を続ける以上痛み止めを中止する選択肢はありませんでした。
「痛み止めを飲み回数を減らすにはどうしたらよいのでしょうか?」
そうすると「適度な運動をしましょう」と教科書通りのような答えがかえってきました。
「適度な運動」 って具体的に何なのでしょう?
おばさま方が器具をグルグル回って汗を流して「やせた」と言っているCMが脳裏に浮かびました。
でも集団で運動している姿を想像したら気が滅入りました。
そんな時ふと、加圧トレーニングの事を思い出しました。
そこのシステムは事前に病名や症状をトレーナーに申告し、自分に合ったトレーニングメニューを考えてくれるというものでした。
何よりマンツーマンで指導してくれるという事が決め手てとなり、始めることにしました。
初めのうちは加圧ベルトを巻き、踏み台昇降やスクワットなど簡単なメニューだったので、
汗をダラダラ流しクタクタになることもありませんでした。
体調の変化もなく3ヶ月が過ぎたころ、ウエストサイズが少しずつ少しずつ細くなっていました。
トレーナーに聞くと、腰や腹部の筋力アップすることで、腰痛に筋肉のコルセットを巻くような感じになり、痛みを和らげる。
その副産物としてウエストサイズダウンにつながるということでした。
徐々にトレーニングはハードになっていきましたが、それに耐える筋力がついてきているという実感もありました。
1年も経つと、仕事の時だけ痛み止めを飲めばよくなってきました。
何より、体重減・ウエスト減と洋服のサイズダウンした事が私への最大のごほうびでした。
病気自体は治せないけれど、症状を悪化させず、少しでも悪化を遅らせることはできるものです。
今は痛みがある時だけ痛み止めを飲みだけになってきました。
本当に「適度な運動」は大切だと思いますので、これからも続けていきます。
(スタッフ・K)