こんにちは。
最近、インフルエンザの流行が少し落ち着いてきましたが、まだ当院でも多くの方がインフルエンザAと診断されております。
そのため、今回はインフルエンザ第2弾として書かせていただきます。
インフルエンザは咳、くしゃみなどで放出されたウイルスが口・鼻などから入ることで感染します。
また、ウイルスの付いた手で口・鼻など触ってもインフルエンザに感染する可能性があります。
そのため、インフルエンザに感染しない・拡散させないためには、患者・周囲の方がマスクを着用し、手洗いをすることが有効となります。
空気が乾燥すると喉の粘膜の防御機能が低下するため、加湿器などを使って湿度を50~60%の保つことも効果的です。
インフルエンザに感染してしまったら・・・
抗インフルエンザウイルス薬の服用を適切な時期(発症から48時間以内)に開始すると、
発熱期間は通常1~2日間短縮され、鼻やのどからのウイルス排出量も減少します。
なお、症状が出てから2日( 48時間)以降に服用を開始した場合十分な効果は期待できません。
効果的な使用のためには用法、用量、期間(服用する日数)を守ることが重要です。
一般的に、インフルエンザ発症前日から発症後3~7日間は
鼻やのどからウイルスを排出するといわれています。
そのためにウイルスを排出している間は、外出を控える必要があります。
現在、学校保健安全法では
「発症した後5日を経過し、かつ、解熱した後2日(幼児にあっては、3日)を経過するまで」
をインフルエンザによる出席停止期間としています。
(ただし、病状により学校医その他の医師において感染のおそれがないと認めたときは、この限りではありません)
社会人の方は会社と相談して決めて頂く場合が多いです。
あと1ヶ月くらいだと思われますが、手洗い、うがいをして感染せずに過ごせるといいですね。
(医師:A)