猛暑の日々が過ぎ、ようやく秋らしい日が増えてきましたね。
今年の夏を振り返ると、
災害級の酷暑、そして全国各地で、想像を超えた自然災害による被害が多くありました。
被災された方々には謹んでお見舞い申し上げるとともに、
1日も早い復旧を心からお祈り申し上げます。
このような被害を目の当たりにすると、
自然を相手に、私たち人間は無力であることを痛感させられます。
静岡に住んでいると、何年も前から言われている東南海地震のこともあり、
十分に備えている方も多いとは思いますが、
やはり普段から備えをし、備えすぎても備えすぎることはないと思います。
そこで今回は、災害時に少しでも皆さんにお役に立てるような、
ちょっとした豆知識をいくつかお伝えできればと思います。
★災害後にインターネットが使えない…
大規模災害時、Wi-fiサービスが提供されます。
「00000JAPAN」(ファイブゼロジャパン)
Wi-fiサービスが提供されている場所でないと繋がりませんが、
誰でもパスワードなしで使えるサービスです。
★停電で電気が使えない…
水の入ったペットボトルを懐中電灯で照らすと、
懐中電灯だけよりも明るくなり、ランタン代わりになります。
★災害時の食事に何を備えておこう…?
インスタントラーメンはお湯が沸かせないから食べられないと思いきや、
警視庁警備部災害対策課から、水に15分ほどつけるだけで、
インスタントラーメンが食べられると紹介されています。
実際には食べていませんが、冷やしラーメンみたいになるそうです。
スパゲッティも水に4時間程度つければ、1分ほどの茹で時間で
もっちりとした麺になると紹介されています。
他に調理が不要なものとして、缶詰、レトルト食品、魚肉ソーセージ、羊羹などは
賞味期限が比較的長めで、保存食としても良さそうです。
最近は水でとかすだけのプロテインもあります。
ただ、カセットボンベで使用できる卓上型ガスコンロが一つ家にあると、
加熱が必要な食事のレパートリーも増えますね。
以上、今回は「災害への備え」ということで、いくつか紹介させていただきましたが、
本文中でも紹介した、警視庁警備部災害対策課のtwitterでは、
普段の生活から備える、という観点で様々なことが紹介されているので、
一度目を通すだけでも、役に立つことがあるかもしれません。
https://twitter.com/MPD_bousai
何もないことが一番ですが「何かあったとき」のために日々の備えをしっかりしたいですね。
(医師・A)